8月25日 鶴岡市様 第2回スマート農業公開講座を開催しました
テーマは「デジタル農業におけるデータ活用事例」です。
デジタル農業とはIT(情報技術)を活用して農産物の収穫量を増やしたり、品質を高めたりすることで、“スマート農業”とも呼ばれます。衛星情報や人工知能(AI)、ドローン(小型無人機)などを用いますが、導入についてはランニングコストについても検討することが重要であるとお伝えしました。
次いでスマート農業のセンシング戦略として、ドローンで撮影したセンシング画像や、画像から次の対策を導き出すこと、センシングによりバラツキが改善した事例などをお知らせしました。
また情報・データ利用として、情報による圃場管理手法や、中干し開始時期とその程度や、後期凋落診断と追肥の有無などの肥培管理に利用する情報のポイントについて解説を行いました。
最後に講師から「スマート農業の主役は機械ではなく、それを使いこなす技術力を持った皆さんです。役に立つものを冷静に見極め、スマート(賢い)な営農となるよう一緒に頑張っていきましょう」とエールを送りました。
次回は11/17です。「環境保全型農業」について研修を行います。