午前の新人研修では「米づくりのコツ」として、みどり管内も含めた全国各地の篤農家の取り組みについて紹介しました。また、浸種や催芽、播種、出芽、硬化など、その作業内容や目的について写真やイラストを用い説明を行いました。あわせて生育指標と調査の必要性として、生育は品種や圃場ごとに生育状況が異なっているため、ひとつの型にはまった方式や方法で解決できるものでないとお話ししました。その後、調査圃場にて草丈、茎数、葉齢の調査を行いました。

午後は、営農指導員歴1年目から3年目の合同研修です。

スタートダッシュ評価として、はえぬきを例に、生育別の診断と対応、5葉期から8葉期までの時期とその状態や留意事項について解説を行いました。次いで活着促進・還元(ワキ)対策として、健苗育成コンテスト入賞者の管理状況の聞き取りや調査結果について、いくつか事例をお示ししました。

次回は6/27です。中干し後の水管理や追肥・穂肥診断、病害虫防除、スマート農業についてお伝えします。