6月27日 JA庄内みどり様【営農指導員新人研修③・合同研修(1~3年目研修)②】を行いました
午前の新人研修では、山形県稲作指針を用い、水稲施肥について慣行栽培の施肥基準の解説を行いました。あわせて各追肥時期とその影響について、施用時期や生理次期、効果、プラスとなる要因やマイナス要因、追肥の効果について説明しました。
また、基肥一発肥料体系でバラツキを少なくする視点として、ブロードキャスターやライムソワーを用いた事例を示したほか、ライムソワーによる土づくり肥料散布プラス苗箱まかせによる省力・低コストで効率的かつ環境負荷低減が期待できることをお伝えしました。
午後は、営農指導員歴1年目から3年目の合同研修です。
「登熟根を学ぶ」として、水稲の根の発育の特徴について、直下根、うわ根、株直下根やうわ根の役割やその発達に及ぼす排水効果について解説を行いました。また、中干しを実施する田植え後1か月頃は根の伸長が最も活発な時期であることから、その役割と重要性について説明しました。
次回は7/25です。生育後期管理と土づくり、病害虫防除に加え、生育調査や幼穂調査、調査データの解析や過去の作柄調査などを行います。