12月20日【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました⑩⑪
この日の講義は「復習①」「土壌肥料の基礎②」です。
はじめにこれまで学んだことの振り返りとして、生育ステージや収量構成要素、食味、光合成の役割、肥料の三要素、病害、ダイズの特徴などについて説明しました。また、補足資料として米の食味ランキング概要や相対取引価格表を示し、それぞれについて解説を行いました。次いで土壌肥料について、肥料の分類や作物が必要な要素や堆肥の分類や効用、役割について説明を行いました。あわせて地力向上のためのステップとして、土壌物理性の改善、総合的な土壌養分供給能力の向上、水田土壌の改良と管理、透水性・排水性改善などを挙げ、それぞれの取り組み方や効果についてお知らせしました。
受講生様の感想として「乾土効果による減肥を試してみたい」「光合成と中干しに関係性があることがわかった」「根づくりや根の活力がとても大切と感じた」「いもち病の原因と光合成不足が科学的につながっていることが分かった」「復習の時間が良かった。前回、あいまいだったところが今回で理解できた」などが寄せられました。
次回は12/27です。「土壌肥料の基礎③」「病害虫の基礎①」についてお伝えします。