5月21日 JA庄内みどり様【営農指導員新人研修】を行いました①
本研修は営農指導員歴1年目から2年目の方を対象とし、全8回開催します。稲作の基礎固めをしっかりと行い理解を深め、営農指導に役立てることを目的としています。
これから1年間にわたり、イネの生育調査や作業の内容やその役割、収量調査、追肥診断法、土づくりや肥料、気象などについて、座学や実習を交えてお伝えしていきます。
はじめにイネの一生とイネづくりの年間スケジュールを示し、現時点での作業内容やその役割について解説を行いました。あわせてイネの生育スタートは移植時ではなく、活着であることをお伝えしました。さらに作溝や中干し、水管理などの目的とその効果について図とともにお示ししました。次いで実習においては、各自のポット苗で、苗調査と生育調査を行いました。初めはぎこちなかった手つきが数をこなしていくうちに、滑らかに進んでいきました。
受講生様からの感想として、「営農指導員の在り方を学んだ」「中干しの重要性とその年次に合った対応が必要だと分かった」「雑草の見分け方と除草について理解できた」などが寄せられました。
次回は5/28です。座学では育苗の生育前期管理についてお伝えします。その後、調査圃場にて生育調査を行います。