6月27~28日 ジェイカムアグリ株式会社様 【稲作の基礎】研修を行いました②
生育調査の目的と役割についてお話しした後、前回と同じポット苗で生育調査を行い、受講生様はその生長ぶりに驚いていました。近隣圃場にて草丈・茎数・葉数・葉色などの調査を行いました。次いで、幼穂調査実習では主茎をカッターで割り、幼穂の断面から幼穂長を測定して出穂日数予測を行った後、採取した幼穂の切片を顕微鏡で観察しました。
現地視察においては、ジェイカムアグリ株式会社様の製品である、苗箱全量基肥肥料「苗箱まかせ」を使用してる圃場3か所を視察し、他圃場との比較や農家様の感想などお伝えし、製品のアピールポイントについてお知らせしました。
受講生様の感想として、「中干しの本来の目的や適期についてとても勉強になった」「ケイ酸には様々な効果があることを学んだ」「普段、根については全く見る機会がないので、今回いい機会になった」などが寄せられました。
次回は7/25から7/26です。生育調査や出穂調査、葉身長調査、籾(一次枝梗、二次枝梗)、籾殻調査、生育後期管理、基肥一発肥料、堆肥利用戦略などお伝えしていきます。