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実績

研修会

8月22日 東北農林専門職大学附属農林大学校にて「スマート農林業Ⅰ」講義を行いました

 

1学年の皆様に「スマート農林業Ⅰ」として、スマート農業技術の効果と課題や活用方法についてお話しする機会をいただきました。

はじめに「日本の農業はこれからどうなる?」として、現在問題となっていることとして、農業従事者の減少や大規模化や耕作放棄地の拡大、地球温暖化による気象災害の増加などを挙げました。このままでは生産力低下や食料不足を招いてしまうことから、対策として、農業従事者の増加や、良い作物を多収する技術の啓発、たくさんの人に農業に興味を持ってもらうことや、スマート農業技術の活用などを挙げました。
そこで、スマート農業とは「先端技術」×「農業技術」であること、スマート農業は道具の進歩であり、必要なのは利用する農家さんの視点であることを述べました。

次いでスマート農業の効果として、超省力、大規模生産の実現、作物の能力を最大限に発揮、きつい・危険な作業からの開放、誰もが取り組みやすい農業の実現などを挙げ、具体的な事例について説明を行いました。

最後に、どんなに科学が進歩しても人間の五感による観察や評価が最も重要であることをお話しし、若い皆さんの知識と柔軟な発想力で新しい農業を作り上げて欲しいとエールを送りました。