Dr.藤井の「学び舎」

イネのおはなし

予告なし!Dr.藤井に突撃し、稲作に関するキーワードが書かれたカードを無作為に選んでもらい、即興で答えていただく動画です。
あなたの知りたい情報、気になっていた事柄について一助となれば幸いです。
※動画へのご質問、お問合せは受け付けておりませんのでご了承願います。

土づくりと行動変容⑤⑥

“地球温暖化”から“地球沸騰化”へと変化していく気候には、土づくりで健康な水田をつくり、備えていきましょう。

なお、今回は研修室で撮影しているため、音の響きや外からの音が入り、聞き取りにくい所がありますが、是非、ライブ感をお楽しみください。

※動画へのご質問、お問合せは受け付けておりませんのでご了承願います。

今回のチェックポイント ~土づくりと行動変容⑤~

イネの高温障害の本質(気象要因×高温耐性(品種)×稲の体力)

  • 気象要因として気温が高く、乾燥が強いと高温障害の発生リスクが高くなります。
  • 品種ごとに高温耐性が異なります。高温耐性の弱い品種は高温障害の発生リスクが高くなります。
  • 当該年度のイネの体力の評価が重要です。1㎡当たりの籾数が多い場合や葉身の光合成能が低いと、より高温障害の発生リスクが高くなります。

今回のチェックポイント ~土づくりと行動変容⑥~

高温に強い「地上部」と「地下部(根)」との関係とは

地上部が多くて、地下部(根)が少ないイネほど、高温に弱い。地上部の生育量(1㎡当たり籾数)が多いと呼吸による消耗が大きい。一方、地下部(根)が少ないと吸水する能力が低いことを意味します。
高温に強いイネとは、地上部を適正にコントロールして、地下部(根)が多いイネです。
みなさんのイネの地上部と地下部はどのようになっていますか。

関連書籍のご紹介

過去の動画はこちらから☆(YouTubeサイトにジャンプします)
◎【今一番声を大にして言いたい事編】
◎【土づくり編】
◎【気象編】
◎【中干しと作溝編】
◎【ケイ酸編】
◎【還元編】
◎【農業とSDGs編】
◎【農業と行動経済学編】

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【緊急特別講演「今年の高温障害を語る」①】
【緊急特別講演「根のおはなし」】
【緊急特別講演「中干しを深掘りする」】
【緊急特別講演「今年の高温障害を語る」最終回:穂数優先の適正な籾数確保の重要性】 
スマート農業①
スマート農業②
スマート農業③
スマート農業 最終回
土づくりと行動変容①
土づくりと行動変容②
土づくりと行動変容③
土づくりと行動変容④