10月31日 山形市様【令和6年度農業塾】を開催しました①
今年で5年目となる山形市農業塾です。
今年は「スマート農業(情報) ×土づくり ~収益性の高い農業を目指す~」をテーマとして全4回で開催されます。第1回となる今回のタイトルは『スマート農業(情報)利用による収益性の高い農業生産戦略』です。売り上げ向上(単収向上)とコスト低減を同時に実現するための情報利用戦略について解説を進めていきます。
はじめに、圃場や栽培履歴、作業情報、生産量データ、気象データなどのデータを有効活用することや、課題を抽出し「見える化」し適切な対策を講じることにより、効率化や生産性向上、コスト削減が期待できることをお伝えしました。そしてこれらを適切に行うことにより、農業経営の効率化や担い手確保などに寄与できることをお話ししました。あわせて「儲かる法人経営戦略」として単収向上のための栽培管理ポイントや酒米や粒張りの大きい米のブランド化による単価向上や作付面積拡大、適期作業のための作業計画、補助金の活用などについて挙げました。
次回は11月21日です。「気象変動に負けない効率的な土づくり戦略」についてお伝えしていきます。