10月25日 酒田もっけ田農学校第2期開講式が行われました
酒田市農業政策の担い手育成事業「酒田もっけ田農学校」に2期生10名をお迎えしました。受講生代表として齋藤智之さんから「多くの技術や知識を学び、農業をより身近に感じ、趣味は“農業”と笑顔で言える自分になれるよう精進したい」と決意表明が述べられました。
開講式終了後は早速講義を開始しました。「農業を取り巻く状況 ~令和5年の稲作から考える~」として、今年の酒田市の気象条件として、過去の高温年とのグラフを示し、比較検証を行いました。
また、白粒発生の場所から原因を考えることができること、高温条件下で高品質、高収量を確保した事例を示し、初期生育確保のポイントや中干しのタイミングなどについてお話ししました。
受講生の皆様はこれから1年半かけ、基礎となる理論を学びながら、圃場での生育調査や実習、現地視察、最新のスマート農業などを学びながら、1期生や地域との交流を深めていきます。
受講生様からは「今年の稲作の現状把握ができた」「土づくりの大切さがわかった」「最高気温だけでなく最低気温にも注目していきたい」などの感想が寄せられました。
次回は11/8(水)です。「稲作の基礎①」「植物栄養の基礎①」についてお伝えします。