10月26日 酒田もっけ田農学校 講義を行いました⑰
前回に引き続き「収量調査と解析②」の講義と実習を行いました。
そこであらためて収量構成要素の解説として、収量=1㎡穂数×一穂籾数×登熟歩合×千粒重(一粒重)であること、収量はこの式で示され、「1㎡穂数」「一穂籾数」「登熟歩合」「千粒重」の値の増減によって収量は変わってしまうと説明しました。
また、栽培管理や気象条件によって収量構成要素が決まることから、栽培時には穂数を確保した上で無効分げつを増やさないように中干しを行った後、「一穂籾数」「登熟歩合」「千粒重」をバランスよく保つために穂肥や水管理などの栽培管理が重要であることをお伝えしました。
講義の感想として「千粒重や玄米粒数歩合について興味深く聞いた。今後の営農に役立てていきたい」、「これまで一次と二次で精玄米歩合に違いがあることを知らなかった」「効果的な秋耕のやり方を知りたい」などがありました。
次回は11/2です。「食味調査と解析」の講義と実習を行います。食味試験もやります。生徒の皆さんのベロメーターはいかに?!