10月26日 酒田市生産組合協議会・酒田市認定農業者会議合同研修会にて、食味試験と講演を行いました
会場となったJA庄内みどりみなみ支店には、酒田市生産組合協議会、酒田市認定農業者会議、JA庄内みどり営農課、酒田市農林水産部、全農山形庄内推進室、酒田農業技術普及課、山形県地域産業経済課、もっけ田農学校1期生など約50名が集まりました。
第1部の「食味試験」では、調査項目と評価ポイント、その他留意事項についてお話しし、、早速5銘柄の食味試験を開始しました。皆様は真剣なまなざしで、お皿を傾け光沢を確かめたり、鼻を近づけて香りをかいで、基準米との比較を行っていました。
次いで第2部の講演では「高温に負けないイネづくり」と題し、過去の高温年次と令和5年の気象評価を比較し、いかに過酷な条件であったか、解説を行いました。
あわせて白未熟粒が発生しやすい温度や登熟根を確保する方法、適切な中干しの時期やその程度など、写真やグラフとともにじっくりとお伝えしました。
最後に農業の主役は機械ではなく「ひと」であることから、人材のレベルアップが急務であるとお話しし、これからも一緒に頑張っていきましょう!といつもに増して熱くエールを送りました。