10月12日 本楯新ブランド米研究会Sanzyu様 勉強会を行いました
本楯新ブランド米研究会Sanzyuの会員様とJA庄内みどりきた支店にて勉強会を行いました。
初めに「令和4年稲作の評価」として、令和4年8月の平均気温と日照時間について、「高温・多照」「高温」「低温・少照」「高温・多照」に分け、データを示し、8月は気温の変化が大きく日照不足であったことをお伝えしました。また、移植後の少雨により還元が進行したことや、品種により出穂後20日以降の葉色低下について解説を行いました。
次いで、研究会の皆様にご協力いただいた「アグリ革命(㈱メニコン)」の施用効果について、移植後2週間の根を比較した写真や、1本あたりの乾物重の茎葉と根の生育度や、酸化還元電位の推移グラフを示し、アグリ革命施用により半数以上の圃場に還元の改善が見られたことなどをお伝えしました。
最後に会員の皆様から今年の稲作についてご意見を伺ったところ、新たな課題がいくつか抽出されました。次回はそのことについて意見交換を行います。
本楯新ブランド米研究会Sanzyu:令和2年12月に酒田市本楯地区の若手農家9名の方で発足。研究会のテーマは「常態化する異常気象への対抗と、地理的価値の忘失を阻止する為、スマート農業の活用による低コスト全天候型稲作、独自ブランド米としての販売を目指す」というスマート農業の実践と稲作技術の研鑽を主な目的とし、これらを軸として、ブランドのモノガタリと売れる米作りを目指す。
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