11月14日 土づくり研修会を行いました④ 酒田ひがし地区
はじめに肥料価格高騰・気象変動時代を乗り切る戦略として、堆肥の効果的な活用方法についてお話ししました。堆肥は農家にとって極めて重要な資源であることから、有効活用することによって気象災害によるリスクを軽減し、作物の安定した生育を支えていくことをお伝えしました。
さらに、堆肥は土壌環境を改善し作物栽培に適した土壌を形成することから、高温障害などの気象変動の影響を軽減が可能であること、堆肥の使用は化学合成肥料の使用量を削減しコストを低減する効果があることを説明し、堆肥を効果的に活用することで「儲かる農業」を目指しましょうと語りかけました。
あわせて堆肥は種類により成分含有率には幅があること、畜種によって成分量に特徴があるとして、堆肥を用いた肥料設計について具体的な事例を示しました。そこで、はえぬきを例にして、施肥基準量から堆肥由来の成分量を差し引いた化学肥料の使用量の算出を行いました。
次回は11月15日です。平田地区で開催します。