11月15日 土づくり研修会を行いました⑤ 平田地区
はじめに水田における土づくり手法として堆肥施用を挙げ、化学性(窒素、リン酸、カリウム)や物理性に有用であること、堆肥にケイ酸質資材を合わせることにより、豪雨被害圃場の地力回復対策も期待できることなどをお話ししました。
重ねて、高温・日照不足対策にはケイ酸が必須であることや根づくりには還元対策が有効であることをお伝えしました。
さらに、稲作の課題解決に必要な戦略としてドローンセンシングを挙げ、バラツキ拡大の一助として、圃場の面的評価による対策や圃場内評価によるピンポイント対応が可能であることを説明し、圃場を「見える化」することにより、資材費のコスト低減や作業の省力化が期待できること、今後、規模拡大を考えている方や大区画圃場にも応用できること、また、土づくりの優先順位を決定できることなどをお話ししました。
あわせてドローンによるセンシング画像をお見せし、人の目では明確に違いが分かりにくいものでも、上空から見ると生育の違いが色で示され、一目で確認できることをお伝えしました。
次回は11月19日です。松山地区で開催します。