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11月22日 土づくり研修会を行いました⑦ 八幡地区

はじめに令和6年度の気象について、7月の未曾有の豪雨が注目されがちですが、実はその前後の「乾燥」や「日照不足」などもイネにとって大きなダメージを与えていたとお話ししました。

現在、西日本においては高温化が進んでおり稲作には厳しい気象が続いていること、北海道で美味しい米がとれる時代になったことを説明し、ここ酒田市でも気温は年々上昇傾向にあり、以前のままの米づくり体制から大胆にモデルチェンジする必要があることをお伝えしました。

そこで、高温や乾燥に耐える強いお米を作るためには「ケイ酸」による土づくりが必須であること、ケイ酸なしでは良いお米を作ることが難しくなっているとお話しし、ケイ酸施用の実例をお示ししました。あわせて「堆肥」も地力向上には有用であること、成分をきちんと調べて施用すれば化学肥料の使用量を軽減できることをお話しし、酒田市のホームページで公開している堆肥情報を参考にしてほしいとお伝えしました。。

最後に、生産者として収益向上を目指すためには「多収」と「コスト軽減」が必須であること、そのためには情報を活用した土づくりの考え方にシフトしていくことが重要であると話し、一緒に酒田の農業を発展させていきましょうとエールを送りました。