11月8日【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました②③
今回はようやく2期生10名全員が揃いました。そこで各自、意気込みや趣味などを盛り込んだ自己紹介を行いました。同級生の方だったり、同じ趣味を持っていたりとひとしきり盛り上がり、お互いの距離が近づいたような印象を受けました。
今回は、先週の講義後の生徒さんからのレポートを受けて、生徒さんの質問にお答えしました。例えば「スラグの効果について」「ケイ酸とは」「ケイ酸の散布時期は」については、スラグという言葉の説明からその活用方法、や商品名、また、ケイ酸の効果については、ケイ酸施用した葉は葉身が厚くなることや、単位葉面積当たりの窒素含有量が増加すること、受光態勢が良化することなどを挙げました。また、「登熟根とはどのようなものか」に対しては、登熟期とは稲が出穂し籾が稔る時期であること、その時期に水田土壌中の水や養分の吸収を行う根のことである、など写真や図とともにお示ししました。
生徒さんからは「これまでケイ酸を施用していなかったので、これを期に施用してみようと思う」「中干し作業の意味と重要性が分かった」「適期作業の大事さを感じた」「土づくりをするための準備としてphを測定してみたい」などの感想が寄せられました。
次回は11/22です。「土壌肥料の基礎①」「植物栄養の基礎②」についてお伝えします。