11月8日 新米食べ比べ(食味試験)&研修会を行いました
酒田市認定農業者会議様主催で研修会を開催し、約20名様にお集まりいただきました。
はじめは食味試験です。「はえぬき」を基準米として、「はれわたり(青森)」「コシヒカリ(新潟)」「きぬむすめ(島根)」「にこまる(高知)」「つや姫(山形)」の5銘柄について、第一印象を大事にという兵藤会長のお言葉をいただき、日本穀物検定協会方式を用いて食味試験を行いました。
なお参加者様にお配りするのは、基準米が盛られている小さな紙皿と、一回り大きな紙皿に赤や黄色など5色のシールが貼られその位置に盛られている白米のみで、どの銘柄かは伏せられています。外観や香り、味、粘り、硬さなどをじっくり評価しながら一心にお皿と向き合っていました。
参加者様には一番おいしいと感じた米の番号とつや姫を選んでいただき、見事つや姫を当てた7名様には賞品として、兵藤会長産のシャインマスカットが送られました。
次いで「令和6年の稲作について」として研修を行い、はじめに酒田市の日平均気温の月平均値の推移を示し、平均気温の上昇には変化を予測し的確な対応を行うことが重要であること、4月の高温は育苗に影響があることや施肥ロスを招いてしまうことなどお伝えしました。あわせて高温対策や多収技術のポイント、ケイ酸施用効果などについてお知らせし、日本農業の生命線である水田をこれからも一緒に守っていきましょうとエールを送りました。