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11月19日 土づくり研修会を行いました⑥ 松山地区

はじめに酒田市は㏗5.5以下の水田が多く要注意であることをお伝えし、人体に例えると地力低下は沈黙の臓器といわれる肝臓病であること、ケイ酸資材を施用していないのは栄養失調状態であること、還元の進行は循環が悪いことから腎臓病の状態であるとし、皆さんの圃場は健康ですかと問いかけました。

また、農業を取り巻く条件や環境が大きく変化・複雑化している中でより収益をあげていくための戦略として、品質を重視した食味戦略、スマート農業情報を利用した効率的な土づくり重視型多筆管理、高温耐性別の品種戦略、登熟期間における乾燥対策などについてお伝えしました。

特に高温や乾燥に負けない戦略として、シンク能の適正化や還元リスクの軽減、ケイ酸質資材の施用、持続的窒素供給を挙げました。またタテ張りの直下根・ヨコ張りのうわ根などの登熟根確保、作溝、適期中干し、適切な水管理などの基本技術を今一度見直してほしいことをあわせてお知らせしました。

次回はいよいよ最終回です。11月22日に八幡地区で行います。