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実績

研修会

12月13日 鶴岡市様【令和6年度 有機農業×スマート農業公開講座】を行いました③

今回のテーマは「環境保全型農業を考える」です。

はじめに環境保全型農業とは、農業のもつ物質循環機能を活かし、生産性との調和などに留意しつつ、土づくり等を通じて化学肥料、農薬の使用等に環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業であることをお話ししました。

そして、「有機」「オーガニック」と表示できるのは、JAS法で認定されたものだけであること、一年生植物は2年以上、多年生植物は過去3年以上にわたり化学系の農薬や化学肥料、土壌改良材を全く使用していない田畑で栽培しているものであると説明しました。

そして有機栽培米にとって一番の課題は雑草であるとして、機械除草や合鴨農法、紙マルチ、米ぬか除草などの画像をお見せしました。

また有機栽培の特徴として、窒素やリン酸などの土壌肥沃度が高いことから高温年次は生育増大が期待できるのですが、近年は高温に加え、乾燥条件下への耐性強化が必要であるとし、ケイ酸施用や穂数優先の籾構成、直下根の活用などについて留意することをお話ししました。

次回は1月17日です。「堆肥の利用戦略を考える」についてお伝えしていきます。