1. HOME
  2. 実績
  3. 実績紹介
  4. 研修会
  5. 12月19日 山形市様【令和6年度農業塾】を開催しました④

WORKS

実績

研修会

12月19日 山形市様【令和6年度農業塾】を開催しました④

全4回の農業塾も今回で最終回です。

これまで「スマート農業(情報)利用による収益性の高い農業生産戦略」「気象変動に負けない効率的な土づくり戦略」「みどりの食料戦略のための堆肥利用」についてお伝えしてきました。今回は「令和6年度稲作の総括と次年度の対策」として、令和6年の稲作を気象や生育、技術の視点から評価を行い、次年度の改善策をたてていくものです。

はじめに1961年から2024年までの山形市の平均気温の推移を示し、年々気温が上昇していること、今後は高温だけではなく「乾燥」についても考慮していく必要があることをお話ししました。さらに、気象変動時こそカレンダー農業ではなく「葉齢」による評価が重要であるとして、いつ、どのタイミングで、どこを見たらよいのかというポイントについてお知らせしました。

また効果的な土づくり手法として、堆肥施用だけではなく、高温や乾燥対策に加え、ケイ酸質資材の施用や還元対策も必須であることをお話ししました。そこで資材費節約のため、全面散布ではなくピンポイント施用でも可能であること、大事なことは継続して行うことであることをお話ししました。そして今回お返しした土壌分析結果に基づき、ご自分の営農に役立てて欲しいこと、今後困った際は一緒に考えていきましょうとお伝えしました。