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実績

もっけ田農学校

1月22日 【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました後期⑪⑫

今回のテーマは前回に引き続き「多収栽培」です。

はじめに多収戦略としてコスト低減を挙げ、スマート農業情報を活用し散布圃場を厳選することや、機械導入時に費用対効果を試算することをお話ししました。さらに技術戦略として、初期生育確保や持久力向上、圃場間や圃場内のバラツキの解消を図ることをおすすめしました。

次いで多収モデルとして、情報連動型土づくりに側状施肥と苗箱まかせをあわせた次世代型施肥体系のはえぬき圃場の写真とデータを示し、作業性やコスト、収量、収益、利益など、一般農家との比較表をお見せしました。また飼料イネについて、多収を達成するには十分なシンク容量の確保や光合成産物の生産、籾への効率的な分配が必要であることをお話しするとともに肥培管理について解説を行いました。

受講生様の感想として「適切な水管理とケイ酸施用が必要であることが分かった」「初期生育が大事だと感じた」「収量が良くない年の原因をしっかり考えて次年度に活かしていきたい」などが寄せられました。

次回は1月29日です。「直播」について学んでいきます。