1月31日 【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました⑭⑮
今回のテーマは「病害虫の基礎①」と「畑作の基礎②」です。
はじめに水稲の主な病害として「いもち病」を挙げ、いもち病の怖さとしてイネの発芽から成熟期まで全生育期間を通じて発病すること、苗いもちや葉いもち、穂いもちなどがあること、収量と品質低下につながることなどをお話ししました。そしてそれぞれの症例の写真や感染型のデータを示し、解説を行いました。次いで「畑作の基礎②」として、ダイズの生育ステージと主な作業について示し、マメ科の特徴についていくつか述べました。あわせてダイズの収量の計算方法やチェックポイント、培土効果などについて説明を行いました。さらにダイズの栽培上の課題や低収要因、多収ポイント、転換畑の有利性について解説を行うとともに田畑輪換による土壌の変化と作物も生産性の変化についてお知らせしました。
受講生様の感想として「今年の育苗時には葉色と水温に気をつけたい」「肥料計算について活用して施肥していきたい」「いもち病や紋枯れ病などの言葉は知っていたが、詳しく知らなかったので勉強になった」などが寄せられました。
次回は2/14です。「稲作の基礎④⑤」を学んでいきます。