2月7日 鶴岡市様 有機農業×スマート農業公開講座⑤を行いました。
今回のテーマは「行動変容のための気づきと手法について考える」です。
「行動変容」とは人の行動が変化することです。人の行動はいきなり変わるものではなく「無関心期」「関心期」「準備期」「実行期」「維持期」という5つの段階があり、その中でご自分がどのステージにあるのか意識と行動から評価することができること、ステージに応じて働きかけや支援方法を変える必要があることを説明しました。
そこで例として土づくりを挙げ、土づくりの必要性や成功事例紹介などの「動機づけ」から、これならできるという方法を提案する「誘導」、土づくり実施前と実施後のデータ比較やどのくらい収益性があがったかなどの「効果確認」を行うことにより、実行できたという自信や満足感、成功体験の共有や広がりを生むことをお知らせしました。
あわせて「課題抽出シート」利用による営農の気づきとして、作業や土づくり、施肥、課題について問診票を示し、セルフチェックからの気づきや課題抽出法について解説を行いました。
次回はいよいよ最終回。2月21日に行います。「情報(スマート・デジタル農業)を活用した営農戦略を考える」です。