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実績

講演会

2月15日 白山農業振興協議会総会にて講演を行いました

白山市の白山農業協同組合本店に生産者様約35名にお集まりいただきました。

今回の講演にあたりJA白山様から、近年の高温に負けない健全な稲体づくりや土づくり効果、大豆の高温対策についてお願いしたいとのご要望をいただいておりました。

そこで演題を「高温、乾燥に打ち勝つ稲作へモデルチェンジ~情報を活用した土づくり戦略~」として、はじめに過去50年間の金沢市の日平均気温と最低気温の平均値のグラフを示しました。そこで特徴として全般的に気温が上昇していること、特に育苗期間の高温は苗質の低下や還元リスク、施肥ロスなどを招いてしまうこと、また6月7月の高温は出穂期の早期化を助長すること、また、8月の最低気温の上昇は呼吸による消耗促進を助長し、千粒重低下となってしまうことなどをお伝えしました。また、高温の影響で生育ステージが変化していることから、今後は高温に加え乾燥に強い稲づくりへモデルチェンジを図ることをおすすめし、具体的事例としてケイ酸質資材を施用したデータや還元リスク軽減技術などを伝えしました。

参加者様からは「ドローンの画像の色の違いは何か」「NDVIとか何か」「稲わら腐熟促進材はいつ散布すればよいのか」「高温対策に加え、乾燥にも留意していこうと思った」などが寄せられました。