この日の講義は「先輩(地域)から学ぶ」です。講師として小野貴之さんにおいでいただきました。
小野さんは本楯地区出身で31歳の時に農家へ転身し、現在は水稲、大豆、枝豆、ミニトマト、オクラなどを栽培されています。また、JA庄内みどりの理事や本楯地区農業振興協議会会長、農事組合法人ビーンズ本楯理事などの役職に就かれています。小野さんには、もっけ田農学校1期生にも講義をしていただき、好評を博しました。

はじめに「稲作の1年間の作業と心掛けているポイント」として、秋から冬の土づくりと秋作業時の作業時期やコスト計算、散布組織についてご説明いただきました。さらに、冬から春の作付け計画や、畔塗り、耕起、代かき、浸種などの注意事項やコツなど、盛りだくさんの情報を余すところなくお教えいただきました。

受講生様の感想として「圃場ごとの売り上げや赤字の把握など緻密な経費分析に驚いた。自分も意識していこうと思った」「実際に作業するコツをたくさん聞けてよかった」「目標を立て、モチベーションをあげるという考え方に感銘を受けた」などがありました。

次回は3/6です。「稲作の基礎⑥」「スマート農業の種類と利用法」についてお伝えしま