今回のテーマは「直播」と「質問に答える」です。

はじめに、農研機構東北農業研究センター様が作成している「直播選択ドットネット」のサイトについて紹介しました。これは東北地方の水稲生産者の方が水稲直播栽培導入に成功する確率を高めていただくため、水田の環境などについて10程度の質問に回答すると自分に適していると思われる水稲直播技術を推奨してくれるwebアプリケーションですが、

あくまで参考材料であること、ご自分の営農計画や費用対効果をしっかりと考えて活用して欲しいことをお話ししました。

次いで「質問に答える」では、LPsの意味や稈葉充実度の求め方、リフレッシュ堆肥の畜種選択、ケイ酸の散布時期と適正量、WCS後の作業、ECとCECについてもう一度解説してほしい、直播品種は移植とは違うのか、㏗5.5以上を保つには秋耕のみでよいか、などについてデータとともにお知らせしました。

受講生様の感想として「直播の種類とその用途について知ることができてよかった」「気象を予測して事前に対策をとろうと思った」「人工衛星とドローンの違いが分かった」などが寄せられました。

次回は2月12日です。「1期生と2期生の合同スキルアップゼミ」を行います。テーマは「令和6年の稲作を踏まえた令和7年の稲作戦略」です。