3月16日 酒田もっけ田農学校 講義を行いました⑪
【3/16もっけ田農学校 講義を行いました】
1時限目は「先輩(地域)に学ぶ」です。
講師に、本楯地区の小野貴之さんをお迎えしました。小野さんからは、自己紹介とともに、稲作の1年間の作業と、心掛けているポイントについて、各ステージごとにご説明いただきました。
ポイントやコツなど、写真や図表、ご自分の作業ノートでのメモの取り方など、あますところなく示してくださいました。講義後は受講生様が小野さんを囲んで質問攻めにしていました。
2時限目は「稲作の基礎⑥」です。講師は藤井です。
多収・良食味で収益性をあげるには、今までと同じことを漫然とやるのではなく、現状を把握し、問題点を認識して、課題解決に取り組むことが必要であるとお伝えしました。また、産米に求められる条件として、収量の安定的確保、高品質、良食味の3点セットが必要であることもあわせてお話ししました。
次回で令和3年度の講義は終了です。4月からはいよいよ実習や視察が始まります。
これまでの座学で得た知識と現場での気づきをマッチさせて、「経験と勘」を積み重ねていきましょう。