2021年から始まったこの研修は今年で４回目となります。全国の営業所から社員様が一堂に会し、稲作の基礎について座学で理論を学び、個人ごとのポット苗や圃場の調査区において生育ステージごとに調査を行うなどの活きた実習を行い、知識の定着を図るものです。

座学では稲作の生育ステージやその時期に必要な作業についてお知らせしました。あわせて育苗や施肥や耕起、代かき、移植、土づくり等の圃場管理や除草、雑草と防除方法の基礎知識などをお伝えしました。また、実習においては各自のポット苗での苗調査や、苗箱まかせを育苗箱に施用し、培土、潅水、覆土を行いました。

受講生様からは、「肥料を吸収するイネ側の視点に立って水管理などを見つめることが重要であると感じた」「葉齢からイネの生育段階を判断できることを知り、肥効判断に活用したい」「実際に苗箱を作ってみて、あらためて自社製品の魅力に気がついた」などの感想をいただきました。

次回は６月下旬です。ケイ酸の効果や施肥、中干し後の水管理、生育調査、還元調査、根の調査、苗箱まかせ施用圃場視察などのプログラムを行います。