5月23日 JA庄内みどり様【営農指導員新人研修】を行いました①
この研修は今年初めて営農指導員となった方向けの全8回の研修です。
稲作について基礎固めをしっかりと行い、きちんと理解し、営農指導に役立てることを目的とします。これから1年間にわたり、イネの生育調査方法や、農作業の内容やその役割、収量調査、追肥診断法、土づくりや肥料について、座学や実習を交えてお伝えしていきます。
はじめに、イネの生育と主な作業、生育ステージについてお示ししました。あわせて稲作の基礎的な用語について解説を行いました。また、イネの生育のスタートは移植時ではなく活着時であること、イネの生育時期を正確に把握しておくことが重要であるとお話ししました。実習では、各自のポット苗で苗調査や生育調査を行いました。最初はぎこちなく定規をあてての測定でしたが、何度か繰り返すうちに手つきが鮮やかになっていきました。
最後に、次回からの調査予定の圃場に移動しながら、補植苗の扱い方や水管理、農家の方への伝え方のコツなどを話しながらのミニ講義となりました。
次回は5/30です。座学では水管理や雑草防除、中干しについてお伝えします。その後、圃場に入り、生育調査を行います。