1. HOME
  2. 実績
  3. 実績紹介
  4. もっけ田農学校
  5. 5月29日 【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました(後期)②

WORKS

実績

もっけ田農学校

5月29日 【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました(後期)②

はじめに苗について、“苗半作”といわれるように、苗質はその後の生育・収量などに大きな影響を与えること、苗調査を行うことにより、苗の良し悪しを評価できること、要因を明らかにし改善を図ることにより、次年度以降の苗質向上につながっていくこと、苗質が分かれば当該年度の肥培管理の対応に役立つことなどをお伝えしました。

また調査が必要な理由として、イネは生き物であること、天候や土壌、苗の状態が毎年同じではないこと、品種、圃場ごとに生育状況は大きく違ってくることなどを挙げ、イネをしっかり観察すること、イネの変化への素早い対応が求められることをお話ししました。

次いで実習としてポット苗で苗調査を行いました。調査項目は苗丈、葉齢などです。最初はぎこちなかった手つきも数を重ねていくにつれ、だんだんスムーズになってきました。

受講生様の感想として、「移植時期は気温とのタイミングが必要だと分かった」「中干し開始時の株数調査をやってみようと思う」「今回苗の調査をやってみて、初めて自分の苗の状態が分かった」「肥料ロスという言葉を初めて聞いた。今後留意していきたい」などが寄せられました。

次回は6/5です。生育初期管理の続きと水稲生育調査などを行います。