この研修は、今年初めて営農指導員となった方向けの全8回の研修です。
稲作について基礎固めをしっかりと行い、きちんと理解し、営農指導に役立てることを目的とします。1年間にわたりイネの生育調査方法や、農作業の内容やその役割、収量調査、追肥診断法、土づくり、肥料について、座学や実習を交えてお伝えしていきます。

初めの項目「育苗管理」では、“苗半作”と言われるように、苗質はその後の生育・収量などに大きな影響を与えること、苗調査を行うことで苗の改善や次年度以降の苗質向上につながることや、肥培管理にも役立つことなど説明しました。

次に近くの圃場で実際に圃場に赴き、生育調査を行いました。
みなさん苗をじっくりと観察し、草丈や茎数、葉数などの調査を行いました。

あわせて、還元について起こってしまうメカニズムや対策などについて解説を行いました。

次回は6/21です。水管理や雑草防除、中干の意味とその効果などについて学習していきます。