6月6日 JA庄内みどり様【営農指導員(スマート農業利活用)研修】を行いました①
この研修は、スマート農業で得られたデータの活用法を目的としたもので、営農指導員歴4年目以上の方を対象として、全4回行われます。
はじめに、スマート農業機械を導入する前に重要なポイントとして、稲や圃場の変化に敏感になること、稲作の課題に気づくことであるとお話ししました。また、最新機械を導入しただけで収量があがったり品質がよくなるわけではないこと、ひとが機械やデータを使いこなしてこそ導入する意味があると説明しました。
さらに、人工衛星とドローンによるセンシングの特性について説明した後、圃場のセンシング画像と人工衛星センシング画像を用い、それぞれのメリットやデメリットについて解説を行いました。
次いで、電磁波の特性や種類や波長、地表面の分光反射特性、センシング戦略、撮影時の留意事項についてお伝えしました。
最後に、スマート農業は機械ではなく「ひとが主役」であることをお話ししました。
次回は8/1です。「センシング利用法」について研修を行います。