5月18日~19日 ジェイカムアグリ株式会社様【稲作の基礎研修】を行いました
2021年から始まったこの研修は今年で3回目となります。各地の営業所から社員様が一堂に会し、稲作の基礎を徹底的に学びます。教科書の知識だけではなく、肌感覚で学んでもらうため、稲の生育ステージごとに研修を行い知識の向上を図ります。
はじめに「考える視点」として、昨今の稲作の現状と近未来予測、気象災害の頻発、肥料価格高騰、大規模化に向けた視点についてお話ししました。
次いで苗調査です。「苗半作」といわれるように苗質は生育や収量に大きな影響を与えることや、肥培管理に役立つことなどから、重要な調査であることをお伝えしました。あわせて苗丈、葉齢、葉色、充実度など項目や調査基準、調査方法、調査個体数、測定単位について説明の後、各自のポット苗で調査を行いました。さらに施肥や耕起、代かきや移植、土づくり等の圃場管理の講義を行い、㏗とECによる土壌簡易分析を行いました。
次回は6月下旬です。生育調査や地元の農家の視察、追肥判定、ケイ酸効果、スマート農業などのプログラムを行う予定です。