6月12日 もっけ田農学校&1期生フォローアップ 現地視察①を行いました
今回は現地視察として、本楯地区のひとめぼれ、つや姫、雪若丸の3圃場について、それぞれの試験区の特徴や対策などをお話ししました。受講生の皆様はイネの様子などを注意深く観察していました。
次いで、還元が進んでいる水田の特徴として、葉先が褐色に変色していること、分げつ発生が遅れていること、苗の消失、ガス湧きなどを挙げ、酵素資材である“アグリ革命”の施用効果についてお話ししました。さらに、還元対策を講じないままでは収量や品質に大きな差が生じる例として、移植21日後の強還元と還元なしの根の生育量の写真をお見せしました。あわせてアグリ革命の効果として実証試験結果や今年5月10日のポット試験データもお見せしました。
また「側条プラス苗箱まかせ」による省力・低コスト・安定多収栽培技術の有用性として、高温対策や還元リスク軽減、規模拡大対応、多収低コストなどの効果が期待できることをお話しし、実証データや対策について解説を行いました。
今回はもっけ田農学校1期生のフォローアップも兼ねているため、1期生も加わり、
2期生と積極的に情報交換を行うなど、話が弾んでいました。
次回は6月19日です。「有効分げつ期、生育初期管理」と生育調査実習を行います。