初めにもっけ田農学校について、1年半をかけて稲作の基礎を理論と実習で学ぶこと、庄内の稲作の担い手として確かな力をつけること、未来志向で新たな農業を考えることなど説明しました。

模擬講義では、日本農業の近未来予測として、農業従事者の減少や高齢化が進んでいることや気象災害の常態化、今後の大規模化を見据え、担い手育成とスマート農業情報の活用や、基本となる農業技術を融合した次世代型還農業の形成が重要であることをお話ししました。ミニ実習では、雑草の解説を行うとともに対策についてお伝えしました。また、生育調査についてもポット苗にて解説を行いました。

参加者様からの質問では「田んぼだけでなく、畑についても勉強できるのか」「授業に欠席した場合はどうしたらよいのか」「地域の農家の方とお話しする機会はあるのか」などがあがりました。

参加者の皆様は熱心に講義を聞いてくださり、とても嬉しく感じました。
今後は簡単な面談を行ったのち事前講義を経て10月に入学式を迎え、1年半の学習が始まります。ともに学びともに成長し、日本の農業を盛り上げていきましょう。