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実績

講演会

6月20日 【令和6年産米 高温対策技術推進大会】にて基調講演を行いました

JA全農いしかわ様からのご依頼で講演を行いました。

これは令和6年も水稲栽培期間における高温推移が常態化することが予想され、生産現場では従来以上の栽培管理が求められることから、今後の管理作業の留意点を共有するとともに、翌年産以降の気象変動に対応する技術の周知を図ることを目的としたものです。

JA石川教育センターをメイン会場とし、石川県内6か所にサテライト会場を設け、生産者やJA営農経済部役職員、TAC、県普及関係者様などがあわせて約200名様に聞いていただきました。

基調講演では「情報を活用した高温障害に打ち勝つための戦略~品質・収量向上とコスト低減のために~」として、高温障害は気象要因や品種の高温耐性、当該年度のイネの体力によって品質低下や収量低下の程度が決定されることをお話ししました。そこで産米の一等米比率と気象要因の解析結果をもとに高温対策についていくつか述べ、今後は乾燥に強いイネづくり戦略が重要となることをお伝えしました。

参加者様からは、葉色低下対策や分げつのコントロール、秋耕の効果的な進め方、水管理などたくさんの質問をいただき、石川県の皆様の意識の高さがうかがえました。