6月21日 JA庄内みどり様 「営農指導員新人研修」を行いました②
この日は「フィールド調査法」です。初めに生育調査の目的について説明するとともに留意点について解説しました。
あわせて、移植から活着まではイネを守るために深水管理にすること、穂ばらみ期は水を入れること、出穂期とはどのような状態を指すのかなどについてお伝えしました。登熟については、乳熟期、糊熟期、黄熟期、成熟期それぞれの特長を述べ、ステージごとに注意すべき点をお知らせしました。
また、もはや恒例となった「調査圃場への移動中のミニ講義」では、担当地区の圃場傾向についての質問や表層剥離、夜温など、様々な話題交流の場となりました。
受講生様の感想として「肥料高騰に対してとるべき対策が見えてきた」「乾土効果や深植えについて特に関心を持った」「生育ステージごとに気を付けることが営農に役立ちそうだ」
などがありました。
次回は7/26です。中干し後の水管理や病害虫防除、生育調査からのデータ解析などを行います。