6月22日 酒田もっけ田農学校 講義を行いました⑥
この日の講義は「生育診断と中干し」「大豆栽培管理」です。
初めに、中干しの目的とは、水田土壌中に酸素を送ることや土壌を乾かすことにより土壌が固くしまり、秋の収穫作業を円滑に進めることができることなどをお伝えしました。また、庄内地域の中干しの目安について品種や中干し開始時の目標茎数、目標指数の表を示し、受講生様の皆様の圃場の様子について問いかけを行いました。あわせて、作溝について、作業を行う目的と効果について、図や写真とともに解説を行いました。それを見た受講生様は、「作溝してある圃場とそうでない圃場にこんな差が出るとは思わなかった」と口々におっしゃっていました。
受講生様の中には、メールや電話で質問を寄せてくださったりご自分の出勤途中に苗を持参し相談に来てくださるなど、頼っていただき嬉しい限りです。
次回は「最高分げつ期、生育中期管理」「水稲生育調査」「穂肥診断」です。今回、肥培管理のための宿題も出ましたので、その解説も行います。