6月23日 【酒田市認定農業者会議研修会】にて講演を行いました
テーマは「肥料高騰の今だからこそ、肥料を知り肥料を上手に使い、経費削減、収量増をめざそう」です。
酒田市認定農業者会議の兵藤会長から挨拶ののち、ジェイカムアグリ株式会社の柿沼講師から「水稲育苗箱全量施肥専用肥料 苗箱まかせ」について、基本情報や特徴、上手な使い方やメリット、使用上の注意や施肥設計例について紹介がありました。
次いで弊社の藤井より「肥料高騰・気象災害対応の施肥法」として、地力低下や土づくりの停滞、気象変動、農業従事者の減少など、現在の稲作を取り巻く事柄を挙げ、克服すべき課題として、初期生育確保と生育後期の凋落抑制があることをお話しし、これらを同時に実現することで収益性の向上が見込まれることを説明しました。また、はえぬきを例として「側状施肥プラス苗箱まかせ」の具体的な事例について、作業回数やコスト、収量、収益・利益などを具体的な数字とともに写真や図でお示しし、スマート農業データを用いた施肥戦略についてお伝えしました。
さらにスマート農業データに基づく土づくりについて、土壌分析やセンシング、カルテなどを用いて、わずかなコスト増で最大限の効果を生み出す戦略について説明しました。
参加者様はメモを取ったり深くうなずいたりしながら熱心に聞いてくださいました。