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実績

もっけ田農学校

7月31日 【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました⑨

はじめの「令和6年の生育後期の評価と今後の対応」では、水稲の生育状況確認として、㎡穂数が多いか少ないかによって籾数の質が評価できること、下葉が淡い場合は施肥対応することなどお伝えしました。また、適切な水管理や台風やフェーンなどの気象を注視し敏感に反応すること、適期刈り取り時期など留意点についてお話ししました。

次いで「課題解決のための方法論」では、イネの生育ステージや土づくり、土壌分析データ、施肥などの項目が羅列してある問診シートを示しました。各項目の質問に添って回答していくと、自圃場のイネや水田の課題が見えてきます。また、課題の抽出精度が高いほど的確な対策となり、コスト低減につながることを説明しました。さらにドローンセンシング画像を利用することにより圃場間・内の「見える化」ができることをお伝えしました。

受講生様の感想として「直下根の大切さを知った」「肥料ロスにならないよう、施肥日や入水日について意識する」「葉色の確認方法について学んだことを今後活用していく」などが寄せられました。

次回は8月21日です。「収量、品質、食味、大豆栽培管理」について学んでいきます。