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実績

もっけ田農学校

7月10日 【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました(後期)⑦

この日の講義は「データ解析」「登熟根・中干し集中講義」「令和4年度稲作の事例研究」です。

はじめに収量構成要素とは、1㎡当たり穂数×1穂籾数×登熟歩合×精玄米千粒重のことであること、この中で何が落ちているかを知ることにより改善対策を考えることができることを述べ、影響要因として穂数であれば活着と分げつ、1穂籾数であれば退化穎花数、登熟歩合であれば受精、デンプン蓄積、千粒重であれば蓄積デンプン量であることを説明しました。次いで穂肥の施肥管理についての確認事項をいくつか挙げました。また、追肥量については一定時期の生育量により判定すること、生育ステージは葉齢を目安にすること、追肥判定は10葉期に行うことなどをお伝えしました。

受講生様の感想として、「中干し後の水管理について理解できた」「二回目の幼穂検鏡で、手順を理解でき幼穂を確認することができた」「品種によって追肥判断が違うことや暦日よりも葉齢での判断が重要だということがわかった」などが寄せられました。

次回は7月31日です。「穂孕み期、スマート農業画像診断、ダイズ栽培管理」についてお伝えしていきます。