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7月12日 山形県立農林大学校にて講義を行いました

この日の講義は「植物の生育環境③」「土壌肥料③」です。

「植物の生育環境③」では初めに日本農業の現状として、担い手減少や経営規模拡大、耕作放棄地の増加などについて説明を行いました。次いで、世界の農業生産の現状と課題を挙げ、日本農業の近未来予測について解説を行いました。さらに、畑地における作物栽培システムやポストハーベストロスにおける品質情報と栽培技術について説明を行いました。

「土壌肥料③」では、環境保全型農業についていくつかの事例を引用し、質問しながら、受講生様の認識について確認を行いました。あわせて土壌環境のチェックポイントや水田土壌や畑土壌の改良と管理について対策を含め、解説を行いました。

最後に、スマート農業に関する主な技術の分類について示したのち、メリットやデメリットについてお伝えしました。導入にはしっかりしたビジョンを持つこと、費用対効果を考えていただき、「攻めの営農」で前向きに頑張ってくださいとエールを送りました。