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7月12日 新潟食料農業大学にて講義を行いました

弊社設立当初から応援してくださっている伊藤豊彰先生が勤務されている新潟食料農業大学胎内キャンパスにて大学院生に食料産業学特論の講義を行いました。

はじめに「高温条件下の水稲生産を考える」の視点①として、令和5年10月の相対取引価格を示しました。そして上位20位のうち新潟県のコシヒカリは1位、4位、5位、6位を占めていることから、あらためて新潟米のブランド力の強さについて説明を行いました。しかし近年の高温障害により、品質低下のリスクが懸念されることから、視点②として、過去15年の8月の気象条件と一等米比率の関係グラフを示し、品質が低下する年次の主因が温度要因にあることをお話ししました。そこで、新潟県が気象災害や規模拡大等の常態化に負けない稲作・水田環境への大胆な変革のため、品質を重視した食味戦略や、スマート農業情報を利用した効果的な土づくり重視型多筆管理、収益性を重視した戦略などの提案を行いました。

またスマート農業については、ツールの進歩であり、利用するのは生産者であることから、「農業の主役はひと」であることを大事にしてほしいとお伝えしました。