7月19日 山形県立農林大学校にて特別講義を行いました
この日は、農林大学校の1年生61名様に「スマート農林業Ⅰ」プログラムにおいて「スマート農業情報活用戦略~センシング~」について講義と実演を行いました。
はじめにスマート農業の本質として、収量向上や食味向上など「こと」を成すには、スマート農業機械やICT技術などの「もの」や、技術力や判断力に対応できる「ひと」、これらが並び立つことが必要であると述べました。あわせて、オートトラクターや農業用ドローン、オート田植え機などについて、機能と効果や課題を説明しました。
次いで、ドローンによるセンシング画像はレントゲン写真に過ぎず、画像を見て診断・対応する技術力をつけることが重要であるとお伝えしました。
その後、圃場へ移動しドローンのデモ飛行を行いました。生徒さんからは、「飛行時間は何分くらいか」「どのくらいの高度で撮影するのか」「操作は難しいのか」などの質問がありました。デモ飛行終了後は、興味津々の様子でドローンを取り囲んでいました。
これからの営農を担っていく生徒さんとお話しして元気をもらい、すがすがしい思いで農林大学校をあとにしました。