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実績

講演会

7月22日 砺波地区営農技術指導員協議会夏期総合研修会にて講演を行いました

富山県砺波市にて「スマート農業(センシング)を活用したこれからの戦略」として講演をさせていただきました。当日は砺波地区の4つのJAのご担当者様と、JA全農とやま様、肥料・農薬メーカー14社様で約80名の方にお集まりいただきました。

はじめに、現在の稲作で起こっている課題として、地力低下や還元、土壌物理性の悪化、基本技術の省略、気象変動、規模拡大、農業従事者の減少、肥料価格高騰などを挙げました。

そこで、これほどまでに農業を取り巻く条件や環境が大きく変化・複雑化する状態に打ち勝つためには大胆なモデルチェンジ戦略が必要であるとお話ししました。それは、食味や品質、収益性を重視したもの、そしてスマート農業情報を利用した効果的な土づくり重視型多筆管理などです。これまでの「点」での診断は限界になっていることから、ドローンセンシング画像を活用し、数値化したものを「見える化」し、その中から必要なデータを選択・集中することにより、コスト低減を図ることができます。

次いで具体的なドローンセンシング活用戦略として、今後、営農指導員のツールとしてドローンを活用し、課題解決に向けた新しい戦略や、農家ごとのオーダーメイド型営農指導法の開発などに役立てていただきたい旨お話ししました。