8月21日 【第二期酒田もっけ田農学校】講義を行いました⑩
この日のテーマは「収量・品質・食味」「大豆栽培管理」です。
はじめに、収量・品質・食味調査の目的は診断や評価、要因の解析、技術改善の策定や改善実施であることをお話ししました。さらに、現場での収量調査や坪刈法、収量構成要素による調査法について説明を行いました。あわせて「精玄米粒数歩合」と「登熟歩合」の違いについてそれぞれ解説を行い、収量構成要素の算出について例題をもとに計算を行いました。
次いで「大豆栽培管理」では、復習としてマメ科の特徴やダイズの収量、チェックポイントや培土の効果に加え、6月下旬から7月上旬の生育からみた生育阻害要因について説明を行うとともに、転換畑によるダイズの連作障害についてお知らせしました。
受講生様の感想として「出穂後20日後の葉色チェックをして基肥評価をしてみたい」「胴割米が出やすい条件がわかった」「現地調査をやってみて葉が枯れる理由が分かった。自分の圃場でも確認してみる」「大豆についての理解が深まった」などが寄せられました。
次回は8/28です。「スマート農業の情報利用」「土づくり」について学んでいきます。