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実績

もっけ田農学校

8月30日 【酒田もっけ田農学校】事前学習を行いました

令和510月に開校する新規就農者向け農学校「酒田もっけ田農学校」の2期生の皆様が、スマート農業研修センターにて事前学習を行いました。

はじめに「米づくりの一年」として、分げつ、幼穂形成期、穂ばらみ期、出穂期、穂ぞろい期、登熟期の各ステージについて、写真を示し説明を行いました。特に「穂の赤ちゃん」の写真は皆さんが食い入るように見つめていました。さらに留意点として、稲の生育のスタートは移植した時ではなく活着した時点であること、自分のイネがどのステージにあるかを把握しておくことが重要であることをお伝えしました。あわせて水田の断面図を示し、心土層、すき床層、作土層、田面水などそれぞれの役割について説明しました。

次いで、2023年の酒田市の気象条件として過去の高温年や8月の平均気温を平成22年と比較すると2℃高くなっていること、高温障害は、品質低下を招く白未熟粒や胴割粒、登熟歩合低下・千粒重低下が発生することを解説し、いくつか対策をお知らせしました。

 最後に講師の藤井から、もっけ田農学校では勘や経験ではなく、視覚や嗅覚、聴覚、味覚、触覚などの五感で学ぶ稲作であることをお話しし、これからお互いにコミュニケーションをとりながら一緒に頑張っていきましょう、とエールを送ったのでした。