8月31日 酒田もっけ田農学校講義を行いました⑭
この日の講義は、「刈取診断、落水・収穫」です。
稈長と穂長の測定法について解説を行い、測定実習を行いました。あわせて稈長による倒伏診断について説明を行いました。
次いで収穫適期について、品質が最良と思われる時期の判断が重要であること、収穫が早すぎると登熟が不十分なため縦方向に深い溝ができ、葉緑素が抜けず青い玄米が多くなり収量が低くなることをお伝えしました。あわせて落水時期が収量・品質に及ぼす影響について、出穂後15日目、25日目、35日目、45日目に落水した場合の玄米重や倒伏程度、整流歩合、未熟粒歩合、被害粒、死米歩合などのデータを参照し、解説を行いました。
次回は9/7です。情報を活用したスマート農業や水稲生育調査を行います。