JAあまるめ様【生産組合幹部研修会】にて講演を行いました
余目町農業協同組合様からご依頼をいただき「情報に基づいた土づくりシステムについて~単収向上とコスト低減の両立のために~」と題し講演を行いました。
余目町農協様と藤井とのご縁は平成26年にさかのぼります。収量について危機感を感じた余目町農協様が土づくり委員会を立ち上げ、啓発のため各地区で行われた座談会で生産者様のご意見やご要望を伺いながらアドバイスなどさせていただいた経緯があります。
はじめに「土づくりの効果検証」として、はえぬきを例とした平成23年から令和2年までの収量、平均気温、日照時間のデータを示し、土づくり実施前と実施後では収量が増えていることを示し、生産者様が一丸となって土づくりを行った成果であることをお話ししました。
次いで新たな戦略として、スマート農業から得られる情報を利用した連動型多筆管理手法についてコストに対する考え方や戦略、手法についてお伝えしました。あわせてドローンによる画像から圃場間・圃場内の不良箇所が視えることを示し、営農や土づくりなどへの応用についても解説を行いました。
最後に、農業は人が主役であること、米づくりは人づくりであること、これからも一緒に頑張っていきましょう!と、力強く、心をこめてお伝えしました。